妊娠服の選び方・どこで買うといい?妊活ママはオシャレに着こなそう

妊娠服(マタニティウェア)は一般的にお腹が目立ち始める4ヶ月目から着用することが多くなっています。ただ個人差があるので、お腹が目立ち始めた、いつもの洋服がキツクなってきた、動きにくくなってきたと感じたら変えるのがおすすめです。
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40代からの妊活を考えているなら、あなたに合ったサプリを
20~30代は仕事をがんばっていただけに、40代から妊活を始める方も多くなっています。
妊活を始めるなら医師との相談、生活習慣の見直し、妊活用にサプリを摂る、など色々な妊活の取り組みをはじめようとしている方が多いでしょう。
40代からの妊活ではすぐに子宝に恵まれることもあれば、なかなか妊娠しないこともあり、20代の頃と比べるとリスクも多くなってきます。
そこで、高齢妊娠のリスクとなりやすい卵子や精子について、多くの情報を取りまとめました。
今後の妊活にぜひご活用いただけたらと幸いです。
目次
現在の日本では40代で高齢出産する女性が増えています。
最近は妊活する女性が増えていますが、仕事が落ち着いてから妊活を始める人も多いようです。
しかし
30代で妊活をして40代で赤ちゃんを産む女性の場合、様々なリスクがあります。
妊娠する年齢は体が健康で若い年齢のほうがリスクは少ないですが、昔と比べて医療技術が向上したこともあり、高齢出産でも無事に赤ちゃんを出産する女性が増加しています。
また、不妊治療を受けて赤ちゃんを出産する人も増えています。
日本産婦人科学会の定義によると、35歳を過ぎてから初めて出産することを高齢妊娠と呼びます。
35歳以上になると子供を産んだ時の母体や子供のリスクが高まるといわれています。
高齢で子供を産むことのリスクはいくつもありますが、代表的なものが4つあります。
これら代表的なリスクについてはまた後ほど詳しく取り上げていきます。
◆①女性は卵子の質が下がり、男性は精子の動きが弱くなるため受精が難しくなる
年齢を重ねると卵子や精子の働きは弱くなります。
卵子や精子の働きが弱くなると受精も着床も難しくなります。
女性の場合は原始卵胞(卵子のもと)の数は生まれたときに決まっていて年齢が上がるにつれて卵子の働きが衰えます。
調査によると30歳を過ぎると自然に妊娠する確率は減っていきます。
◆②体外受精の成功率が下がる
高齢になると体外受精で子供を産む人も増えますが、体外受精も年齢が上がると不妊治療の成功率が下がります。
染色体異常のある子供が生まれるリスクもあります。
ダウン症の発症率も歳が上がるほど高くなります。
染色体異常は様々な原因で起こりますが、卵子や精子の老化も原因のひとつに数えられています。
◆④母体へのリスクがある
40歳を過ぎてから子供を産む場合は、胎児だけでなく妊婦にも大きな負担がかかります。
妊娠糖尿病や妊娠高血圧症候群には気をつける必要があります。
流産の危険がある子宮筋腫や卵巣腫瘍、甲状腺疾患などにも注意が必要です。
日本では20代の若い頃は仕事に専念して、経済的に安定した30代に入ってから子供を作ることを考え始める夫婦が増えています。
また40代に入ってから子供を産むことに危険があることを知っていると思いますが、具体的なリスクについても知っておくと対策がしやすくなります。
リスクを知らないで妊活すると後でトラブルに発展することもあるので注意が必要です。
起こり得るリスクをよく考えてからパートナーと相談して決めることが大切です。
こういったリスクを回避するには知識や周囲のサポートは必要不可欠ともいえます。
また、妊活には知識だけでなく費用もかかります。
必要な食材購入や妊活サプリメントによる栄養補助、運動不足の方はジムやヨガへ入会したり、スポーツウェアを揃えることも大変な出費になります。
さらに
ここ数年で相談窓口も増えています。
妊活で迷いが合ったり、不安を感じている場合は産婦人科の先生に相談すると適切なアドバイスをもらうことができます。
また、各都道府県や指定都市、中核市が設置している不妊専門相談センターでは、不妊に悩む夫婦に対し、不妊に関する医学的・専門的な相談や不妊による心の悩み等について医師・助産師等の専門家が相談に対応したり、診療機関ごとの不妊治療の実施状況などに関する情報を提供しています。(厚生労働省:https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000181591.html)
30代から十分に妊活の準備をしておき、40歳を過ぎても子供を安心して産めるように、周囲の人がサポートしてあげることも重要です。
特にパートナーのサポートは大切だといえるでしょう。
日本の初婚年齢は年々高くなっているのはご存知かと思います。
そのため
結婚する年齢が上がるのと同時に、子供を産む、いわゆる初産の年齢が高くなっていることにも繋がっています。
卵巣が機能している間は子供を産める可能性が残されているわけですが現実的ではありません。
なぜなら、高齢になると子宮に受精卵が着床しにくくなり、流産する可能性が高くなってしまうからです。
では
実際に何歳くらいまでなら子供を授かる可能性があるのでしょうか。
タレント、歌手、アナウンサーが高齢出産をしたニュースを目にしたことはありませんか。
・松たか子さん
・辺見えみりさん
・宮沢りえさん
・PUFFYの吉村由美さん
・黒木瞳さん
・梨花さん
・永作博美さん
など
多くの女性の有名人・芸能人の方が高齢出産をされています。
高齢出産と言うと35歳以上の女性を言います。
また40歳以上でも妊活の末に出産をされている芸能人の方もいます。
・オセロの松嶋尚美さん
・元プロテニスプレイヤーの杉山愛さん
・財前直見さん
・WINKの相田翔子さん
・田中美佐子さん
40歳以上でも出産をしている例はたくさんあります。
なので子供を諦めなければいけないと考えている40代の人には心強いですよね。
20代の方はもっと若いうちに結婚して子供を産めばいいのではないかと疑問を抱くかもしれません。
しかし
仕事が軌道に乗ってきた場合、結婚して出産をすることにより、そのプロジェクトから外れたり、また寿退社をすることが難しい現実があったりします。
女優であれば、スポンサーのイメージや契約内容から子供を産むどころか結婚もできず、彼氏も作ってはいけないという規定まであったりするのです。
若かったら簡単に子供を産めるのかというとそうでもありません。
不規則な生活をしたり、無理なダイエットをしてしまったが故に、ホルモンバランスが崩れてしまい、妊娠しにくい体になっていることが考えられます。
タレントであれば、痩せてきれいなスタイルを保つことで仕事を得たり、深夜遅くまで撮影をこなす女優さんは妊娠しにくい体質になりやすい環境にあり、不妊治療を行わなければ妊娠できない可能性がでてきます。
結婚して10年くらい妊活をしてからやっと子宝に恵まれた芸能人の方もいます。
芸能人の出産後のインタビューなどでは何度も流産して、体外受精で子供を授かるように試みたけど失敗したが、諦めずに頑張った結果、ようやく子供ができたというエピソードもあります。
決して若い頃に子供を産まないようにしたのではなく、自然妊娠を望んでいたけど思うようにいかず、年月が過ぎてようやく40代で子供ができたということも考えられるのです。
結婚して一年か二年で子供が授かっている場合であっても、不妊治療を行っているかもしれません。
芸能人や有名人の高齢出産は、子供が欲しいと思っている女性に勇気づけてくれる実例であるといえます。
妊娠は若いうちにした方がいいと昔から言われていますが、最近は女性が社会に進出しているという時代の背景からか妊婦さんの平均年齢もだんだんと上がってきています。
35歳を過ぎると、妊娠率が低下してき始め赤ちゃんを育てていく子宮内膜が十分に育たなくなってしまうこともあります。
日本産婦人科学会では、満35歳を超えての初めての出産のことを高齢出産と定義していて、初産に関わらず一般的に35歳以上で出産することを高齢出産と呼んでいます。
高齢妊娠と同様に35歳が区切りとなります。
無事に妊娠することができたとしても、40代以上になると高齢でお産をすることになり様々なリスクが高まってきてしまうのです。
妊活を頑張ってきたり不妊治療を進めてきた方も増えてきますので、できたら最後まで無事に妊娠を継続していき赤ちゃんを出産していきたいでしょう。
しかしながら、高齢妊娠になると、母体へのリスクも出てきてしまいます。
◆妊娠率が下がる
まずは妊娠をしづらくなります。
卵子のもととなる原始卵胞は女の子がお母さんのお腹にいるときに作られていき、それ以後は作られることはありません。
生まれる前からすでに原始卵胞の減少は始まっており、個人差はありますが生まれたときに持っている原始卵胞は約100万から200万個ぐらいあるものがだんだんと年を重ねるに連れて減っていくのです。
卵巣機能の衰退や消失によって生理がなくなると、女性は閉経を迎えることになります。
平均して50歳ぐらいになると閉経になります。
卵子もだんだんと年をとっていきますので、加齢すると卵子の質も低下してきてしまうのです。
これが原因となって妊娠しづらくなっています。
不妊治療で体外受精を受けた方の統計によると、30歳ぐらいから徐々に妊娠率は下がっていき始めて35歳を過ぎるとさらに加速してしまいます。
同時に流産してしまう可能性も高まりますので、赤ちゃんが生まれてくる確率は40歳で30歳の半分以下になっている状態です。
一般的に37歳から38歳ぐらいを過ぎると急激に妊娠率が低下していきますので、35歳ぐらいから不妊治療を進めていくことをおすすめします。
女性だけではなく男性も年齢を重ねるに連れて精子の質が下がっていきますので、気をつけていきましょう。
◆ダウン症のリスクが高くなる
前述しましたが、高齢で妊娠をすると、ダウン症などの染色体異常のリスクが高まってしまいます。
受精卵の染色体異常のリスクは加齢とともに上昇していきます。
その理由は
細胞分裂の際に起こる染色体を2つの細胞へ分離させるときに異常が起こってしまっているからです。
その結果、ダウン症児が生まれてくる可能性が高まるのです。
これは、卵子や精子の老化が一つの原因と考えられています。
分離した2つの細胞に分けるときに、一方だけに染色体が少なくなったり反対に多くなる場合があるのです。
ダウン症は21番目の染色体の数が一本多いことが原因ですので、ダウン症児が多いのはそのためなのです。
他にも、生命維持に不可欠な染色体に異常が起こってしまえば、その受精卵は着床することが難しくなります。
仮に無事に着床することができたとしても、生まれてくることができないために流産してしまいます。
妊娠率が低下してしまうのはこのためなのです。
◆妊娠高血圧症候群
高齢妊娠の場合、妊娠高血圧症候群を発症しやすくなってしまうこともあります。
妊娠高血圧症候群は、2005年以前には妊娠中毒症と呼ばれていました。
妊娠することによって、母体の血管や内臓にかかる負担が大きくなってしまい、妊娠20週以降から産後12週までに高血圧を発症した場合に診断されます。
この病気は約20人に1人の割合で発症しています。
35歳以上の女性がかかりやすく、妊娠32週未満で発症してしまった場合には重症化しやすく、母親は血圧の上昇やタンパク尿に加えてけいれん発作や脳出血、腎臓の機能低下などを引き起こしてしまうのです。
胎盤の機能が落ちてしまったり、赤ちゃんの発育が悪くなったり、酸素が届かなくなってしまう場合もありますので、最悪の場合は赤ちゃんが亡くなってしまう可能性もあります。
その他にも、流産の確率が上がってしまうこともあります。
高齢での妊娠はそうでない場合より、流産や早産のトラブルが起きやすいです。
母体が無理をしたというイメージを持たれがちですが、妊娠に対する母体の適応不全と考えられています。
40代のママさんが増えている?
人間は年齢を重ねるとともに老化をしていきますが、特に女性は影響が大きなものとなります。
特に出産を考えているのであれば、30代前半までがギリギリであり半ばを超えると高齢扱いとなってしまいます。
卵巣や卵子の老化というのは体の中でも特に早い方であるため、年をとるごとに妊娠をしづらくなってしまったり、妊娠をしても流産の危険性が高まってしまいます。
◆40代のママさんが増えた理由
しかし、近年は不景気の影響もあって晩婚化が進み結婚をした時には、すでに出産適齢期を過ぎてしまったというケースも少なくありません。
それでは40代を過ぎてしまうと妊娠は諦めなければならないのかというと、決してそのようなことはなく現実には40歳を過ぎてからも妊娠をして出産をすることができたというママはたくさんいます。
もちろん、簡単に妊娠をできるわけでもなければ安全に子供を産むことができるわけではありませんから、早いに越したことはありませんが遅すぎるからと悲観をすることもないのでチャンスに恵まれずに40代まで来てしまったけれども、子供は欲しいという人は妊活に励むようにすると良いでしょう。
40代になると自然妊娠の確率が低くなってきますから、ある程度自然妊娠をしようとしてみて上手くいかない時には不妊治療を早めに受けるようにすることが大切です。
妊活をするのに遅すぎると悲観をすることはないにしても、残された時間はそれほど多いわけではありませんから、早めにパートナーとよく相談して治療の方向性を決めましょう。
不妊治療にはお金もかかるだけに躊躇してしまいますね。だからこそ、計画的に妊活を行う必要があります。
もちろん、人それぞれの考え方によります。
不妊治療をしても必ずしも妊娠ができるとは限らないので、お金を無駄にしないためにも自然妊娠をしなければ諦めるという考えで活動するのは悪いものではありません。
割り切っているのであれば良いのですが、絶対に子供がほしいと思っている中でネックとなるのがお金の問題でしたら、後悔しないようにある程度予算を決める必要があります。
現在は、国や自治体が不妊治療に関する助成金を給付しています。収入や年齢の制限がありますので、自分が住んでいる自治体のホームページを確認してみましょう。
不妊治療といっても方法というのはいくつもあり、お金がかかるものもあれば、保険が使えてそれほど費用が発生しないものもあります。
お金がかからない範囲で進めていくという方法もあるので覚えておくようにしましょう。
確率の高い方法ほど費用が高くなりやすく、人工授精や体外受精となると経済的な負担は大きなものがありますから、それぞれの方法のメリットとおおよその費用を知っておくと妊活の方針を立てやすくなります。
検査などは保険が使える場合がありますので、病院に確認しましょう。
とにかく子供がほしいのであれば、人工授精や体外受精を選択することになりますが、これらは似ているようで違いがあります。
◆人工授精
人工授精やというのは文字通り人工的に授精をさせる方法なのですが、これは女性の体内で行われる方法です。
子宮内に直接精子を注入する方法であり、注入をした時点では授精をするかどうかはわかりません。
◆体外受精
それに対して体外受精というのは、体外で受精をさせてから受精卵を子宮内に移植するというものです。
こちらはすでに受精卵が出来上がっているので、着床をすることができれば妊娠が可能となります。
高齢の妊娠には医学的な治療を受けるのがもっとも確率の高い方法となりますが、その前にしておきたいこともあり生活習慣を見直すということも大事なことです。
いくら高度な治療を受けたところで、治療を受ける本人の生活習慣が乱れていて健康状態が悪ければ妊娠をしづらくなってしまいます。
年齢的にただでさえ妊娠が難しくなっている状況で、更に生活習慣が悪いとなると低い確率をさらに低くしてしまいます。
毎日、規則正しい生活をして睡眠時間をたっぷりととり、食生活を見直す必要があります。
忙しい現代社会ではなかなか休む暇も取れないものですし、食生活も偏ってしまいがちですが本気で妊娠を望むのであればできるかぎり理想的な生活習慣を心がけたいところです。
◆適度な運動
適度な運動をするというのも大事なことになり、体の調子を整える事が妊娠のしやすい体につながりますから運動が嫌いという人は妊娠のために体を動かすことを考える必要があります。
ストレスを溜めないということも大事なポイントで、なかなか妊娠をしないとそれがストレスになってしまうことがあります。
妊娠をするためにストレスというのは良いものではありませんから、できるかぎりストレスを溜めないように適度に気分転換をしながら妊活に励むと良いでしょう。
◆焦りは禁物。40代の妊活
40代だと焦りがあるので余計にストレスが溜まりやすいものですが、同じような年代で妊活を行って見事妊娠、出産できたという人はいますから、同じような境遇にあって成功をした先輩ママさんたちの活動を励みに前向きな気持ちでいることが妊娠の近道となります。
一般的に35歳を過ぎると高齢出産といい、妊娠をするのが20代・30代前半の頃より難しくなると言われています。
そして40代になるとさらに妊娠するのが難しいとされ、不妊症に悩むご夫婦が多いとされています。
では本当に
40代になると女性は妊娠するのが難しいのでしょうか。
40代でも妊娠できた人・できなかった人のケースを参考に検証してみましょう。
子供が欲しいと感じた時にはいわゆる妊活をする人がほとんどです。
この年齢になってきますと妊娠する確率というのは低くなっているのが事実です。
治療を行っても妊娠の確率は低いのです。
しかし
絶対に妊娠できないという事ではありません。
昨今は高齢出産をする女性が増えてきており、そういった意味では経済的な余裕を持っている人も多く、様々な妊活に挑む事ができるのです。
◆基礎体温を測る
妊娠できた人の多くがまずしていた事は基礎体温をしっかりとはかって記録をとっておくという事でした。
病院などを訪れる場合も排卵日など患者さんの体調を知るために医師は数ヶ月分の基礎体温の記録を参考にしますので、必ず体温記録を持っていくほうが良いでしょう。
◆積極的な体質改善
子宮や卵巣年齢が若ければもちろん良いですが、加齢と共に誰もが卵子そのものが衰えてきます。
しかしその衰えを少しでも抑制するためにできる事があります。
それが体質改善なのです。
40代でも妊娠できた人のほとんどが体質改善を行なって妊娠しやすい体作りを目指していました。
例えば
それは鍼治療であったり、漢方薬を飲む事であったりしますが、大事なのはとにかく継続してみるという事です。
もちろんその時行っている治療が必ずしも自分の体と合っているとは限りません。
しかし
体質改善は体の内側から変えていくものです。
つまり薬を飲む治療とは違って時間をかけて様子を見ていくしかありません。
年齢的にもすぐに妊娠できる方法を実行したいという気持ちはわかりますが、この場合は焦りは禁物です。
◆妊活サプリメントの摂取
そんな妊娠しやすい体作りの1つの方法としてお勧めなのがサプリを飲む事です。
食事だけでバランスの良い栄養素を摂取するのは毎日となるととても大変ですし、費用も高くなってしまいます。
しかし
サプリであれば気軽に、しかも1日に必要ないろんな栄養素をしっかりと摂取する事ができるのがメリットです。
例えば、妊活に効果的なサプリとして有名なものに「葉酸」があります。
葉酸は厚生労働省も妊娠する1か月以上前から普段よりも多く摂取する事を推奨しています。
目安としては食事から240㎍、そしてサプリで400㎍の合計で640㎍を摂取するようにするのが良いでしょう。
ではなぜ妊娠前から葉酸を摂取する事で妊娠しやすい体作りに良いとされているのでしょうか。
◆①造血作用
まず1つ目の理由として葉酸の造血作用が妊娠に良いという事があります。
血液が十分に造られておらず、しかも血流も悪くなってしまうと貧血になりやすく、体調不良になってしまいがちです。
しかも血流が悪いという事は子宮へも十分な栄養が送られず、赤ちゃんが出来やすい環境を十分に作れない可能性が出てきます。
例えば子宮内膜が十分に厚くならず、せっかく受精卵が出来ても着床しないという事もあります。
◆②葉酸が不足すると神経管閉鎖障害のリスクに
そして2つ目として妊活をした結果、もし無事に赤ちゃんがおなかに宿ったとしても胎児が神経管閉鎖障害を持ってしまう可能性があります。
奇形の一種で、脳もしくは脊髄に症状が出ます。
脳に障害が出た場合には無脳症と呼ばれるもので、無脳症になると生まれても短命であったり死産してしまうケースが多いです。
脊髄に出ると「二分脊椎」という脊髄がうまく収まらず飛び出すといった脊髄の形成不良や欠損がある状態になりやすいです。
この場合、生まれた赤ちゃんの背中にはコブが出来ていますので生まれてすぐに手術をする必要があります。
他にも先天性の心疾患や口蓋裂など奇形になってしまう可能性も高いと考えられています
こういった事から葉酸は赤ちゃんのビタミンと呼ばれる事も多い栄養素なのです。
◆お父さんにも葉酸は必要
ちなみに妊活をするのであれば女性側だけではなく、父親になる男性側も飲んでおくようにするといいです。
これは葉酸が男性の正常な精子の数を増やす事に役立つとされているためです。
また、不妊の原因の半分は男性にあるようなので、男性側も妊活に積極的に取り組む必要があります。
男性の場合、18歳以上では1日に240㎍を摂取するのが望ましいと言われています。
男性の場合は女性とは違って特に妊活しているからといって摂取量を増やす必要があるとは言われていません。
しかし食事だけで摂取をしっかりとできているか不安な方はやはりサプリで補ってあげるほうが良いでしょう。
◆食事から葉酸を摂取するには?
食事で摂取する場合は肉であれば豚や牛のレバー、野菜ではほうれん草や枝豆、アスパラガス、モロヘイヤなどがお勧めです。
果物で豊富に含んでいるのはイチゴやマンゴー、ライチ、アボカドなどがあります。
とはいえ、食事だけで十分な摂取量を得るのはなかなか大変ですから、足りない分は妊活サプリを毎日継続的に飲んでおくと葉酸が不足する心配はなくなります。
30代から40代の妊活女性に今、一番注目されているのはミトコンドリアを活性化させるサプリメントです。
ミトコンドリアとは細胞内にある小器官でATP(アデノシン三リン酸)という人間の生命活動に必要なエネルギーを産生するものです。
◆卵子の質を上げてくれるといわれるミトコンドリア
35歳を過ぎてくると卵子の質自体が下がってしまい、自然妊娠の確率が下がるといわれています。
この卵子を若々しく保つには日頃の生活習慣の見直しが必要なのですが、特に最近ではミトコンドリアによる卵子の質のアップが注目されています。
ミトコンドリアは生命エネルギーの源であるATPを産生し、この細胞自体が若くあることで卵子の細胞も若く保つことができるとされています。
今、35歳でなかなか妊娠ができないという方でもミトコンドリアサプリを使用し、妊娠できたという声がたくさん集まっています。
かつては20代前半の結婚適齢期のに結婚する女性が多かったのですが、女性の社会進出が進んで女性が社会で活躍するようになった事で晩婚化が進んだ事や、例え20代で結婚しても生計を維持するために共働きを余儀なくされて、仕事によるストレスにさらされて妊娠しづらくなりました。
そういった40代を過ぎた高齢による原因や、共働きのストレスなど様々な原因で妊娠できない女性であっても、妊娠を成功させる為に一番身近な生活習慣である食生活を見直す努力をすれば、妊娠する可能性がグーンと上がります。
大好きな甘いお菓子ばかり食べるなど食生活が偏っていると、栄養バランスも偏ってしまうので、生理不順や冷え性などの妊娠を妨げる要因を引き起こして、その結果として妊娠しづらくなります。
生理不順や冷え性などを引き起こさないためにも、バランスのいい食生活を心掛ける事は重要です。
夏野菜のトマトやナスは体を冷やして冷え性の原因になる野菜で妊活には不向きな野菜と考えられてますが、逆に細胞の老化を抑える抗酸化作用のあるリコピンが豊富に含まれているので積極的に食べた方が良いです。
大豆やザクロには、抗酸化作用で細胞を若返らせる効果があるコエンザイムQ10やイソフラボンが多く含まれてます。
体内の酸化が進むと不妊症の原因や、健康な卵子にも影響を与えかねないので大豆とザクロを積極的に食べると良いでしょう。
抗酸化作用だけでなく、コエンザイムQ10やイソフラボンは女性ホルモンのエストロゲンと同じような働きをする植物性エストロゲンが含まれているので、卵子を育てるのに重要です。
ルイボスティーには亜鉛やカルシウムや鉄分などの不足しがちなミネラル補給や、免疫力を高める抗酸化作用があり、妊娠しやすい体質に改善させる助けになるでしょう。
コーヒーに含まれているカフェインには体を冷やしてしまう効果があり、体が冷える事により子宮内膜が厚くなりにくくなって受精卵が着床しにくくなり、その結果として妊娠する可能性が下がるかもしれません。
妊活中はコーヒーを一切飲まないか、飲んだとしても1日1杯から2杯程度で我慢する事が望ましいです。
アルコールは妊娠中に飲むと胎児に対して様々な悪影響やリスクを及ぼすので、妊娠中の飲酒は極力避けるべきです。
妊娠前でも過度の飲酒は生理周期の乱れの原因になるので、妊娠前であっても適度な飲酒を心がけるべきです。
◆喫煙による卵子の質の低下
食生活以外にも妊娠しやすくさせる生活習慣があります。
タバコに含まれるニコチンという有害物質は、卵子の質を低下させるのみならず、母体自体にも悪影響を与えます。
妊娠した後に喫煙を続けると血管が収縮するため、へその緒に血管から赤ちゃんの成長に必要な十分な栄養が行かなくなり、その結果として低出生体重児(2500g未満)の出産リスクが高まります。
赤ちゃんがほしい人は、禁煙しましょう。
また、旦那さんや一緒に暮らす家族や妊娠中に働いている職場の同僚などが喫煙している煙を受動喫煙しても未熟児の出産リスクは高まるので、妊娠中は一緒に暮らす旦那や家族には禁煙してもらい、職場では喫煙者のいない部署に移してもらう事が望ましいです。
◆睡眠不足や休息をとる
しっかりと睡眠時間を取ると自律神経のリズムが整えられ、それによってホルモンバランスも改善して、妊娠しやすい体に近づける事ができます。
ゆっくりと湯船につかれば、体を温めて冷え性の改善効果もあるので、妊娠しやすい体質に改善させる事ができるかもしれません。
布ナプキンとシルクの靴下は冷え性の改善効果が高いとされていますが、科学的な証明がされていません。ただ、裸足よりも靴下をはいて、冷えないようにすることは良いと思います。
◆体重管理、運動不足を解消する
極端に太り過ぎても、逆に痩せすぎてもホルモンバランスを崩してしまって、排卵がスムーズに行われなくなります。
酷くなると無排卵月経などを引き起こし妊娠しにくくなります。
無理なダイエットもホルモンバランスを乱れさせる原因に繋がり、生理不順を引き起こし妊娠しにくくなります。
妊活目的にダイエットをやる場合には、出来るだけ健康的なダイエットをする事が望ましいです。
骨盤が歪んでいると、背中や首や下半身などの骨格全体に影響を与えて、生理痛や腰痛を引き起こして、さらに自律神経の乱れや、血流の悪化による冷え性で子宮や卵巣なども冷えて機能低下して妊娠しにくくなる可能性があります。
妊活中は骨盤の歪みの原因である長時間の事務作業など姿勢の悪くなる仕事を避けたり、既に骨盤が歪んでいる場合には整骨院などで骨盤矯正を行う事も考えてみてはいかがでしょうか。
適度な運動をする事により、ホルモンバランスも整いやすく、妊娠しやすくなるかもしれません。
激しい運動では無く、休憩を入れながらゆっくりとしたウォーキングを毎日続ける事が望ましいです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
40歳以上でもコツコツと体質改善に取り組み、必要な栄養素を補給することで妊娠できる確率をアップさせることができます。
特に
これらは
妊活をしていない人でも健康を維持するのに大切なことです。
妊活に取り組むことも大切ですが
身体の健康状態を上げること、つまり妊娠力をアップさせることが妊娠成功の近道といえるでしょう。
こちらの記事があなたの妊活成功のお役立てできると大変嬉しく思います。
こちらの記事の執筆者
執筆者:阿部純治
プロフィール:
柔道整復師
株式会社May-Plus 代表取締役
塚原整形外科、大手整骨院グループの株式会社クラシオンの勤務経て、平成23年日の出整骨院を開業。
翌年、足立区にファミリア整骨院を開院。
現在
社内のスタッフ教育や社内の労働環境の改善化を中心に、その他、ホームページ制作の監修者や健康情報サイトの運営など多岐に渡って執筆活動中。
こちらの記事は専門家による監修を行なっています
監修者:河井恵美
プロフィール:
助産師・看護師・保育士
看護師・助産師の免許取得後、大学病院、市民病院、個人病院等に勤務。看護師教育や思春期教育にも関わっていました。
助産師の仕事が大好きで、25年以上この仕事をしています。
青年海外協力隊でコートジボアールとブルキナファソに赴任した後、国際保健を学ぶために大学院に進学・修了。2008年から夫の仕事の関係で、シンガポールに移住。
2人の子どもを育てつつ、現地の産婦人科に勤務し、日本人の妊産婦さん方に関わっています。インターネットでエミリオット助産院を開設しています。
エミリオット助産院についてはこちら
https://emiriot.jimdo.com/
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