30代からの妊活に大切なこと。栄養・運動・睡眠のバランス

男性も女性も、年齢とともに精子や卵子の質は変化し、自然に妊娠する可能性は下がってしまいます。30代からの妊活では、とくに妊娠しやすい身体をつくることを心がける必要があります。また不規則な生活習慣を整えることが大切です。
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亜鉛は健康には必須の成分の一つであり、人間が生きていく上で欠かせない栄養素です。
もともと体内に2g程度含まれているのですが、溜め込むことができないので普段の食事から補っていく必要があります。
亜鉛は妊活中にもとても重要です。
亜鉛が不足すると男性にとって活力不足にもなる可能性があります。
男性の妊活に重要な成分と言えるでしょう。
また
亜鉛は妊活中の女性にも重要な成分です。
女性が亜鉛不足になると健康に影響が出てしまうこともあるといわれていますので注意しましょう。
女性の生殖機能の中でも特に卵巣に関わると言われており、不足すると卵巣にも悪影響があるといわれています。
また
赤ちゃんが正常に成長するためには、細胞分裂が活発に行われる必要があります。
亜鉛は赤ちゃんの成長や健康をサポートする働きもあるため、妊活中だけでなく妊娠中にも重要な栄養素です。
亜鉛が不足すると赤ちゃんの健康にも影響があるとされています。
結果、妊活中や妊娠中、授乳中に亜鉛を摂取することで健康サポートにも繋がるとされています。
亜鉛は人間が健康を維持するために欠かせない栄養素です。
また、女性ホルモンの分泌を活性化するという働きもあるため、妊娠を希望する女性はしっかり摂取しましょう。
妊娠するためには女性ホルモンがしっかり分泌されている必要があります。
女性ホルモンにはエストロゲンとプロゲステロンという2つの種類がありますが、この2つがしっかり分泌されないと不妊の原因になる可能性が高まります。
亜鉛は大切な女性ホルモンの分泌を良くするという働きがあるため、亜鉛を摂取することで妊娠しやすい体質に近づくことができるでしょう。
亜鉛は男性の妊活にも重要な栄養素です。
妊娠には精子が必要となりますが、精子の質が悪いと妊娠しにくくなってしまうと言われています。
健康で質の良い精子を作るためには男性がしっかり亜鉛を摂取しておく必要があります。
妊娠が成立するためには精子の数や運動率などが関わっており、健康な精子をたくさん作れる男性の方が妊娠率は高いということです。
亜鉛不足の男性は妊娠率が低下すると言われています。
精力を増強する効果もあるため、勃起力で悩んでいる男性にもおすすめです。
・ビタミンE
妊活中にはさまざまな栄養素が必要ですが、ビタミンEも妊娠に向けて健康な体を作るために良いとされる栄養素の一つです。
ビタミンEは女性にとって大切なホルモンにも深く関わっており、プロゲステロンというホルモンのサポートをしてくれるとされています。
妊活中の女性はホルモンバランスを整えることが重要であり、積極的にそれにつながる栄養素を摂取しましょう。
プロゲステロンがしっかり分泌されることで排卵の安定にも繋がるとされています。
特に女性特有のお悩みを持つ方は積極的にビタミンEの摂れる食事や栄養補給が良いといわれています。
ビタミンEは血行を促進する働きがありますし、代謝を高めてくれる効果もあります。
卵巣や子宮の働きを活性化させてくれるため、妊娠率を高めてくれるでしょう。
ちなみに、卵巣の活動が低下すると卵子が正常に作られなくなりますし、排卵がスムーズに起こらなくなるので不妊の原因になってしまうこともあります。
ビタミンEは年齢を感じさせる原因物質を除去することができるといわれているので若々しさをサポートすることも期待できます。
また卵子にも悪影響を及ぼす影響があるため、妊活中はできるだけを年齢を感じさせる原因物質を発生させないようにすることが大切です。
また、妊娠中には赤ちゃんの成長や健康のためビタミンEを摂取していきましょう。
・ビタミンC
ビタミンCは健康や美容に良い成分というイメージがあるかもしれません。
しかし、実は妊活中や妊娠中の女性にも欠かせない栄養素です。
妊活を始めると最初はいつ妊娠するか楽しみですが、なかなか妊娠できないとイライラが溜まってしまいます。
イライラの解消にはビタミンCがとても重要であり、健康をサポートしてくれます。
イライラがあると年齢を感じさせる原因物質も溜まりやすくなりますし、精神的な負担は自身の体を傷つけてしまいます。
赤ちゃんの健康のためにも還元力のあるビタミンCを積極的に摂取していきましょう。
・鉄分
鉄分は貧血の予防に効果的な栄養素です。
特に妊娠中には貧血になりやすいと言われているため、妊活中からしっかり鉄分を摂取していくことが大切です。
鉄分が不足すると貧血が起こりますが、眩暈や立ち眩み、意識がなくなるなどの症状が起こってしまうこともあります。
妊娠中に倒れてしまったらお腹の中の赤ちゃんに危険が及ぶこともあるでしょう。
妊娠後期には出産に備えて妊婦の体内に血液が増えることになりますが、ヘモグロビンが増えないと血液が薄くなり、産後の出血に影響を及ぼすことがあります。
また、胎児にも酸素が十分に届かなくなるため、未熟児や虚弱児などのリスクも高くなります。
妊活中や妊娠中、授乳中の人には葉酸と亜鉛が欠かせません。
この2つは妊活をしている人だけでなく、生まれてくる赤ちゃんにも良い影響をもたらします。
葉酸はDNAの合成や細胞分裂に欠かせない栄養素であり、貧血の予防や胎児の成長を促す効果、粘膜の健康を維持する効果などがあります。
葉酸が不足すると赤ちゃんの神経管閉鎖障害のリスクが高まるので注意しましょう。
葉酸と亜鉛を一緒に摂取することにより、健康で元気な赤ちゃんを授かりやすくなります。
併用しても特に問題はありませんし、最近ではこの2つを同時に摂取できる妊活サプリなども登場しています。
亜鉛の必要量は女性で1日あたり8mg、男性で10mgですが、妊娠中の女性は10mg、授乳中は11mgが必要だと言われています。
この栄養素は一般の食事からでもある程度は摂取することができます。
しかし、ダイエットなどで過度なカロリー制限をしている場合、目安量よりかなり少ないといったことも考えられます。
特に女性は不足しやすいため、妊娠を希望しているならしっかり摂取することが大切です。
特に普段からよく運動をする人や汗をかきやすい人は亜鉛が不足しやすいと言われています。
この成分は汗の中に多く含まれており、汗をかくことで体の外に出て行ってしまうので注意しましょう。
亜鉛不足は不妊の原因になってしまうこともあるため、妊活中はしっかり摂取することが大切です。
亜鉛は健康の維持に欠かせない栄養素です。
食生活に気を付けていれば不足することはありませんが、偏った食生活を続けていると不足してしまうことも多いです。
この成分は体内でタンパク質の合成や免疫機能、ホルモン分泌などを調節しており、代謝にも深く関わっています。
不足すると卵子が老化したり、子宮内膜が薄くなってしまうこともあります。
不妊の原因になってしまうこともあるため、妊娠前から積極的に摂取していきましょう。
妊娠中に不足すると赤ちゃんの健康に影響が出てしまったり、免疫力の低下などを引き起こすこともあります。
また、この栄養素は妊活中の男性にも必要な栄養素であり、精子の活性化や勃起不全の改善といった効果が期待できます。
亜鉛の男性の上限量は40−45mgとなっていますが、女性は半分の35mgまでが上限と言われています。
しかし、亜鉛というのは食品にはあまり含まれていませんし、一般の食生活をしていれば過剰摂取になってしまう心配はないでしょう。
肉や卵にはこの成分が多く含まれていますが、コレステロールも多いので食べすぎには注意が必要です。
亜鉛はサプリメントを利用すれば手軽に摂取することができます。
サプリメントは簡単に飲めて亜鉛を補うことができますが、過剰摂取になりやすいので注意しましょう。
特に複数の種類のサプリメントを飲んでいる場合は注意が必要です。
亜鉛の摂取量が多すぎると鉄や銅が不足してしまいますし、貧血の原因になってしまいます。
亜鉛は1日100mg以上摂取すると健康被害が出てしまうと言われています。
性機能の低下や成長不全などの原因になってしまうこともあるため、サプリメントを利用する場合は用法用量をきちんと守りましょう。
健康に欠かせない栄養素ですが、多く摂取すれば良いというわけではありません。
亜鉛を摂取する場合、一緒に摂取する食べ物にも注意しましょう。
一緒に摂取する成分によっては吸収率が悪くなってしまうこともあります。
亜鉛はフィチン酸やシュウ酸と一緒に摂取するのは良くないとされています。
これらの成分は亜鉛の吸収を妨げてしまうため、しっかりチェックしましょう。
フィチン酸は米やゴマ、小麦、とうもろこしなどに多く含まれており、シュウ酸は葉菜類の野菜や紅茶、コーヒー、お茶などに入っている成分です。
また、アルコールと一緒に摂取するのも良くありません。
アルコールは体内に吸収される亜鉛の量を減らしてしまいますし、排出を促してしまうということです。
アルコールは細胞を傷つける活性酸素の原因になってしまうこともあるため、妊活中や妊娠中は飲酒を控えるようにしましょう。
せっかく栄養素を摂取したのにしっかり吸収されなかったり、ほとんどが排出されてしまったら勿体ないです。
亜鉛を摂取する時は食べ合わせや飲み合わせに気をつけましょう。
亜鉛が多く含まれている食品の代表は牡蠣です。
一つで2.6mgも摂取できるため、冬場は牡蠣を積極的に食べるのがおすすめです。
また、ほたてには100gあたり2.7mgの亜鉛が含まれています。
豚レバーは100gあたり6.9mgの亜鉛が含まれており、効率よくこの栄養素を摂取できる食べ物として知られています。
しかし、レバーにはビタミンAがたくさん含まれているため、毎日食べるのは良くありません。
もっと手軽に摂取したいなら牛肉がおすすめです。
肩ロースなら100gあたり4.6mgの亜鉛を摂取できますし、牛ヒレでも2.8mgを摂取することができます。
シジミは100mgあたり2mgの亜鉛が含まれています。
亜鉛不足を感じている人はスープやみそ汁にシジミを入れて食べると良いでしょう。
煮干しは100gあたり7.2㎎の亜鉛が含まれており、手軽に補うことができます。
この成分を積極的に摂りたい場合、朝食などで煮干しを食べるのがおすすめです。
大豆製品である納豆にも亜鉛が比較的豊富に含まれています。
肉や魚をあまり食べない人はこの成分が不足しやすいため、意識して納豆を意識して食べると良いでしょう。
納豆から摂取できる亜鉛の量は100gあたり1.9mgとなっています。
納豆は好きな人も多いでしょうし、調理の必要もないので毎日食べやすいこともポイントです。
亜鉛は健康維持や妊活に欠かせない栄養素であり、毎日しっかり摂取することが大切です。
食事だけで補いたいという人もいるかもしれませんが、毎日食事だけで十分な量を補うのは難しいと言われています。
肉や魚から摂取しようとした場合、カロリーや脂肪の過剰摂取になってしまうこともあるので注意しましょう。
また、亜鉛は吸収があまり高くない栄養素だと言われています。
食事から摂取した場合は最大で30%程度しか体内に吸収されず、場合によっては5%しか吸収されないこともあるとされています。
そのため効率よく体内に亜鉛を補いたいという場合、サプリメントを利用した方が良いでしょう。
サプリメントは吸収率の悪さを考慮し、吸収率がアップするように工夫されて作られています。
亜鉛は食事から摂取することもできますが、十分な量を補うためにはかなりの量が必要になります。
コストや調理の手間、カロリーのことなどを考えるならサプリメントの利用が便利です。
病気の原因となるウイルスが体内に侵入した場合、ウイルスの繁殖を抑えたり、破壊するために必要となるのが免疫力です。
よく風邪を引く人やなかなか治らない人などは免疫力が低下しているのかもしれません。
免疫力は加齢や乱れた生活習慣、過度なストレスによって低下してしまうと言われています。
亜鉛には免疫の主役となる細胞の働きも関係しています。
実際にこの栄養素を摂取したら風邪を引きにくくなったという報告もあるため、免疫力アップに欠かせない栄養素と言えるでしょう。
亜鉛には抗酸化作用もあるため、体内に増えてしまった活性酸素を除去してくれます。
活性酸素はもともと体にとって必要な物質であり、体内に侵入してきた細菌やウイルスなどを攻撃してくれるという働きがあります。
しかし、増えすぎた活性酸素は正常な細胞に対しても攻撃してしまうということです。
活性酸素が増えすぎると卵子や精子の老化の原因にもなりますし、亜鉛を摂取して活性酸素を除去することが大切です。
女性ホルモンにはエストロゲンとプロゲステロンという2つのホルモンがあります。
この2つのホルモンバランスが整っていることで妊娠しやすくなると言われており、妊活中の女性にとってホルモンバランスを安定させることがとても重要です。
また、女性ホルモンを分泌させるためには亜鉛が必要なことも分かってきています。
女性ホルモンは30代前半まではしっかり分泌されています。
しかし、年齢を重ねるごとに分泌量はどんどん低下してしまいます。
女性ホルモンの分泌がしっかり行われないと卵子が十分に育たなくなりますし、子宮内膜が薄いと、受精しても着床しにくくなるということです。
妊娠率を高めるためには女性ホルモンの分泌を促進させ、ホルモンバランスを安定させることが大切です。
亜鉛を積極的に摂取することで女性ホルモンの分泌をサポートしてくれますし、健康的な体作りを目指すことができるのです。
亜鉛は男性の前立腺に多く存在しており、精子を作る上で欠かせない栄養素の一つです。
亜鉛をしっかり摂取することにより、生殖機能の改善に役立つでしょう。
不足すると性的機能の低下に繋がると言われています。
精子や男性ホルモンであるテストステロンの生成にも関わってくる栄養素です。
精子は細胞分裂が活発な細胞なのですが、亜鉛が不足することで十分な細胞分裂ができなくなってしまうことがあります。
結果として妊娠率が低下してしまうこともあるので注意しましょう。
また、不足すると勃起不全の原因になってしまうこともあります。
そのため妊活中の男性は亜鉛をしっかり摂取した方が良いのです。
亜鉛は主に小腸で吸収されますが、食事から摂取した量の30%程度しか体内に吸収されないと言われています。
また、亜鉛はたくさん食べるとカロリーや塩分の多くなってしまう食品に多く含まれているのです。
食事だけで十分な量をカバーすることは難しいため、サプリメントが注目されています。
サプリメントなら効率よく亜鉛を摂取することができますし、塩分や油分の摂り過ぎを心配する必要もありません。
卵子生成にも深く関わっているため、妊活中の女性は積極的に摂取していきましょう。
過剰摂取するのも良くないため、食事をチェックしながら足りない分だけサプリメントで補うようにするのがおすすめです。
こちらの記事の執筆者
執筆者:阿部純治
プロフィール:
柔道整復師
株式会社May-Plus 代表取締役
塚原整形外科、大手整骨院グループの株式会社クラシオンの勤務経て、平成23年日の出整骨院を開業。
翌年、足立区にファミリア整骨院を開院。
現在
社内のスタッフ教育や社内の労働環境の改善化を中心に、その他、ホームページ制作の監修者や健康情報サイトの運営など多岐に渡って執筆活動中。
こちらの記事は専門家による監修を行なっています
監修者:河井恵美
プロフィール:
助産師・看護師・保育士
看護師・助産師の免許取得後、大学病院、市民病院、個人病院等に勤務。看護師教育や思春期教育にも関わっていました。
助産師の仕事が大好きで、25年以上この仕事をしています。
青年海外協力隊でコートジボアールとブルキナファソに赴任した後、国際保健を学ぶために大学院に進学・修了。2008年から夫の仕事の関係で、シンガポールに移住。
2人の子どもを育てつつ、現地の産婦人科に勤務し、日本人の妊産婦さん方に関わっています。インターネットでエミリオット助産院を開設しています。
エミリオット助産院についてはこちら
https://emiriot.jimdo.com/
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