妊活前に把握しておこう、育児の休暇(育休)はどれくらいとれるもの?

妊活を行いたいと考えている人が、把握するべき事項はいくつかあります。出産及び育児を考える場合には家庭と仕事のバランスを見極めながら取り組んでいくことが肝要です。必要なのは勤めている会社が育休が申請できる環境か、あるいは育休中の生活保障です。
詳しくみる
おすすめの妊活サプリランキング!口コミや成分をチェック!
目次
こちらでは妊活サプリを選ぶ際に抑えておきたい成分についてご説明しています。
葉酸、マカ、亜鉛、鉄分、ピニトール、そしてミトコンドリアに効果が期待できる成分など、代表的な必要成分をまとめました。
葉酸という言葉は聞いたことがあるけれど、どのような成分なのかよく分からないという人も多いでしょう。
葉酸は野菜や海草類などに含まれている水溶性ビタミンの一種であり、妊活に欠かせない成分として知られています。
妊活中に葉酸を摂取することにより、赤ちゃんの健康リスクを減らすことができます。
具体的には神経管閉鎖障害のリスクを減らす働きがあるとわかっているため、妊活中からの葉酸の摂取が推奨されているのです。
妊活中に十分な量の葉酸を摂取することにより、神経管閉鎖障害のリスクを減らすことができます。
葉酸を摂取していると流産や死産のリスクを減らす効果も期待できると言われています。
妊娠初期は胎児が最も影響を受けやすい時期であり、少なくとも妊娠する4週間前からの葉酸を摂取した方が良いのです。
葉酸とビタミンを一緒に摂取することにより、血液を増やす効果も期待できます。
血液不足のまま妊娠すると赤ちゃんに必要な酸素や栄養素をしっかり運ぶことができなくなってしまうので注意しましょう。
亜鉛は精力の増強に使われている成分だと知っている人は多いでしょう。
この成分は性的機能を高めてくれる栄養素であり、男性だけでなく女性にも欠かせません。
卵胞刺激ホルモンや黄体形成ホルモンの作用を高める効果があるとされるため、妊活中にもしっかり摂取しておくのがおすすめです。
亜鉛は胎児の形成にも関わってくるため、不足しないようにすることが大切です。
鉄分は体内で赤血球を作る働きがありますが、赤血球には酸素を運ぶ役割があるため、妊娠した時に必要となります。
貧血状態になってしまうと頭痛や肩こり、うつなどの症状が出てしまうこともあります。
また、鉄分が不足すると黄体ホルモンの分泌量が低下してしまいますし、卵細胞や卵子の質が低下することで妊活が長引く原因になってしまうこともあるのです。
マカは日本ではまだあまり知られていませんが、滋養強壮や精力増強、妊娠率アップなどの効果があるということで注目されています。
なかなか妊娠できないという場合、子宮や卵巣に原因があるということも多いです。
また、血行不良やホルモンの乱れによって妊娠しにくくなってしまうこともあります。
ホルモンというのはちょっとしたことで乱れてしまいますが、ホルモンが減少して無排卵などを引き起こすことで妊活が長引く原因になります。
マカを摂取することでホルモンを整えることができるとされているため、妊娠しやすい体に近づけてくれるでしょう。
マカは健康にも良いものですし、副作用の心配などもありません。
活性酸素は老化の原因になると聞いたことのある人もいるでしょう。
細胞内で発生する活性酸素はミトコンドリアでエネルギーを作る時に発生するものであり、生きていれば活性酸素が出てしまうのは仕方ないことです。
しかし、活性酸素を除去する物質もミトコンドリア内に存在しているため、卵子の質を高めるためにはミトコンドリアを活性化させる必要があります。
卵子を若返らせる方法はないため、妊活では卵子の質を保って老化させないようにすることが大切なのです。
また、子宮の状態を良く保つためには子宮内膜の炎症を抑え、酸化を防ぐことも大切です。
妊活はもちろん、バックエイジングのためにもミトコンドリアを活性化させることが大切です。
ピニトールはアイスプラントや大豆、ルイボスなどに含まれており、妊活に効果的な成分と言われています。
妊活が長引く原因となる病気を改善する効果があるといわれているため、日本でも注目されるようになってきました。
ピニトールを摂取すると排卵を促す効果が期待できるため、妊娠率を高めてくれるということです。
妊娠のためには排卵が正常に行われることが重要です。
排卵が正常に行われないと妊娠しにくくなってしまうため、これから妊娠を考えている女性にはピニトールの摂取がおすすめです。
イソフラボンは大豆から抽出される成分ですが、妊活に効果的な成分の一つです。
女性ホルモンであるエストロゲンと似たような働きをしてくれるため、妊娠をサポートすると言われています。
エストロゲンは子宮内膜を厚くする作用があるため、妊娠しやすい子宮を作る効果があります。
ストレスや乱れた生活習慣によってエストロゲンの分泌量が減ってしまった場合、生理不順などが起こって妊娠しにくくなってしまいます。
逆にエストロゲンの分泌が多すぎてしまうと病気のリスクが高まるため、ホルモンバランスをきちんと整えることが大切です。
◆栄養バランスの良い食事を摂り、特に鉄分や葉酸を含む食事を摂っている
普段から栄養バランスの良い食事を心がけている場合、妊活サプリは必要ないかもしれません。
妊活には栄養バランスの取れた食事を摂取する必要があります。
食べ物の好き嫌いが少ない人や外食をあまり利用しないで手作りの料理を食べている人、食事にこだわっている人などは妊活サプリを利用しなくても問題ないでしょう。
◆定期的な運動やしていて、適正な体重が維持できている方
適度な運動をしている人や適正な体重を維持できている人も妊活サプリは必要ないかもしれません。
運動不足になると妊娠しにくくなりますが、適度な運動をしている人は妊娠しやすい体質になっていると言えるでしょう。
運動をすると血流が良くなるため、子宮や卵巣に必要な栄養素がしっかり届くようになりますし、子宮や卵巣の機能もよくなります。
また、代謝が良くなることでホルモンバランスも整いますし、正常な排卵が起こるので妊娠しやすくなるということです。
さらに、運動をすることで自律神経が安定することもポイントです。
太りすぎている人は妊娠率が低下しますが、運動によって適正な体重を維持している人なら問題ありません。
◆10代あるいは20代前半で規則正しい生活ができている方
10代や20代前半の人は妊娠率が高いため、無理に妊活サプリを使う必要はないでしょう。
健康な子供を授かるという視点で見た場合、遅くとも35歳までには妊娠した方が良いと言われています。
年齢を重ねるごとに妊娠率は低下してしまうため、妊活も早めに行った方が良いということです。
若いうちは生活習慣を整えるだけでも妊娠しやすくなりますし、サプリメントを使わなくても良いと考えられます。
◆生理不順などがなく婦人科疾患を抱えていない方
生理不順などがなく婦人科疾患を抱えていない場合、妊活サプリを使用しなくても妊娠できる可能性があります。
一般的に順調とされる生理周期は25~38日の間とされており、ある程度規則的に生理が来ている場合は問題ありません。
女性の体はとてもデリケートであり、生理周期が乱れないように規則正しい生活を送ることがポイントです。
ストレスや体調不良で排卵がずれてしまうと生理周期も乱れてしまいますし、妊娠率が低下してしまうのです。
生理周期が整っている場合は妊活サプリを使わなくても良いでしょう。
◆心身共に健康で、健康力の高い方
心や体が健康で健康力が高い人はもともと妊娠しやすいと言えますし、妊活サプリに頼らなくても良いでしょう。
健康力が高ければホルモンバランスも整っているため、妊娠しやすい体であると言うことができます。
スムーズな出産のためには健康力が必要なのです。
◆栄養バランスに不安な人はオールインワンサプリを選んでおこう
妊娠するためにはさまざまな栄養素が必要になります。
食事だけで栄養バランスを整えることが難しいという場合、オールインワンサプリを選ぶと良いでしょう。
オールインワンサプリは妊活中の人だけでなく、妊娠初期の人や不妊治療を受けている人などにもおすすめです。
オールインワンサプリにはさまざまな栄養素が配合されているため、女性だけでなく男性でも摂取することができます。
夫婦で妊活をすることでさらに妊娠率がアップするでしょう。
配合されている成分の少ないサプリメントだといくつかのものを組み合わせる必要があるかもしれません。
しかし、オールインワンサプリなら一つだけで必要な栄養素を全て補うことができるのです。
飲み忘れの防止にもなりますし、毎日続けやすいというメリットが挙げられます。
◆男性が原因の不妊には亜鉛やマカが配合されている妊活サプリを
妊活と聞くと女性がするものだというイメージを持っている人も多いかもしれません。
実際に妊娠して出産するのは女性ですが、実は男性も一緒に妊活した方が良いと言われています。
不妊の原因は女性だけにあるのではなく、男性が原因になっていることも多いのです。
夫婦共に健康であることが妊活では重要とされており、男性の不妊の原因についても確認しておきましょう。
男性側の問題として精子の数が少ないことや精子の質が悪いといったことが挙げられます。
生活習慣が原因で不妊になってしまうこともあるため、妊活サプリを利用して栄養バランスを整えることが重要です。
男性の不妊には亜鉛やマカの配合された妊活サプリがおすすめです。
亜鉛は精力の増強に効果があると言われており、滋養強壮や健康な精子の生成に役立つとされています。
また、男性不妊の原因の一つである勃起不全にも効果があるということです。
マカは豊富な栄養素が含まれており、ホルモン機能を促進する効果や精子の質を高めるといった効果が期待できます。
◆PCOSでお悩みな人にはピニトール配合の妊活サプリがおすすめ
PCOSとは卵巣の中でうまく卵子が育たなくなり、排卵しにくくなってしまう症状のことです。
ホルモンの分泌異常、体質や生活習慣が原因とされており、病院で検査を受けて初めて分かるといったことも多いです。
そのような人におすすめなのがピニトール配合の妊活サプリです。
ピニトールは植物の中に存在する成分ですが、糖を代謝するインスリンというホルモンと似た働きをするため、血糖値を下げる効果が期待できます。
以前は糖尿病のリスクを減らす成分として注目されていましたが、近年は不妊の原因となるPCOSにも効果があると分かってきています。
PCOSの原因はまだはっきりと分かっていませんが、ホルモンバランスが乱れて男性ホルモンが増えることによって引き起こされるのではないかと言われています。
インスリンの働きが悪いと糖を代謝するために過剰にインスリンが分泌されるため、それが原因で男性ホルモンが増えてしまうということです。
インスリンと似た働きをするピニトールを摂取することでホルモンバランスが整うため、排卵しやすくなるという仕組みです。
◆生理不順や婦人科系のお悩みがある方は鉄分・亜鉛は必須
生理不順や婦人科系の悩みを抱えている場合、鉄分や亜鉛の配合された妊活サプリを選ぶと良いでしょう。
鉄分が不足すると黄体ホルモンの分泌量が低下してしまうため、妊娠率も低下してしまいます。
また、鉄分は卵細胞にも必要なため、不足すると卵細胞の正常な成長を阻害すると言われています。
不妊治療を受けている女性の中で、鉄分が不足していることが多いため、妊活ではしっかり鉄分を摂取して鉄分不足を改善することが大切です。
亜鉛は性腺刺激ホルモンの分泌を促してくれますし、妊娠を持続しやすい体にするという効果が期待できます。
卵子の老化に抵抗する効果もあるため、なかなか妊娠できないという女性におすすめの成分と言えるでしょう。
胎児の時期は細胞分裂が盛んに行われますが、この時期に亜鉛が不足すると細胞分裂がしっかりと行われなくなるため、成長不良のリスクが高まります。
◆30代後半からの最後の妊活にはミトコンドリアが必要
30代後半になると妊娠率が低下してしまうため、ミトコンドリアを活性化させる妊活サプリがおすすめです。
このようなサプリメントを利用することで卵子の老化を食い止めることができますし、若返りを実感できると言われているのです。
一つ一つの細胞の中に存在するミトコンドリアには、エネルギーを生成するという役割があります。
ミトコンドリアがエネルギーを細胞に与えることにより、細胞を元気にしてくれるのです。
卵子にもミトコンドリアは多く存在していますが、ミトコンドリアが減少することで老化してしまいます。
ミトコンドリアが減少すると卵子はエネルギー不足になり、卵子の質が低下してしまうのです。
卵子の数を増やすことはできませんが、ミトコンドリアの数を増やしたり活性化させることで妊娠率を高めることはできます。
◆一番大切なのは妊活への準備!睡眠や食事から生活習慣を見直そう
妊活で重要なのは生活習慣を見直すということです。
食べれば絶対に妊娠するという食べ物はありませんが、栄養バランスを整えることで妊娠しやすい体にすることはできます。
妊活に欠かせない栄養素としては葉酸が挙げられます。
葉酸は子宮内膜の強化や血流を促進するといった効果があるため、意識して摂取していくと良いでしょう。
十分な睡眠を取ることも妊活においては欠かせません。
成長ホルモンは眠っている間に分泌されるホルモンですが、成長ホルモンには他のホルモンを調整するという働きもあります。
卵胞刺激ホルモンや黄体形成ホルモンの分泌にも影響を与えるため、しっかり睡眠を取ることで妊娠しやすくなると言われているのです。
◆夫婦のコミュニケーションが妊活に大切。たくさん話せる環境を作ろう
妊活は夫婦のどちらかだけが頑張るものではありません。
夫婦間のコミュニケーションも大切であり、話しやすい環境を作っていきましょう。
妊活中には分かって当然という気持ちを持つのはよくありません。
男性は妊活に対する知識ないことが多いですし、知っていて欲しいことはしっかり口に出して伝えることが大切です。
また、重要な話をする時は何かをしながらではなく、面と向かって話すこともポイントです。
落ち着いて話すことで相手も集中して聞いてくれるようになります。
夫婦間のコミュニケーションを増やすことにも繋がるでしょう。
◆ストレスが妊活の敵!たくさん笑って過ごせる相手を見つけよう
妊娠には卵胞ホルモンと黄体ホルモンという2つの女性ホルモンが関わっています。
女性ホルモンは脳の視床下部からの指示を受けて卵巣から分泌されますが、視床下部はストレスの影響を受けやすいとされています。
ストレスを受けるとホルモンバランスが乱れてしまいますし、妊娠しにくくなってしまうのです。
妊活中は心身ともに緊張状態に陥ってしまうこともありますが、我慢せずに感情を表現することも大切です。
たくさん笑って過ごすことでストレス解消に繋がりますし、ホルモンバランスを整えて妊娠しやすい体に近づけることができます。
妊活を始めると、好きなことややりたいことを我慢しなければいけないこともありますが、ストレス解消のために趣味の時間を作るのもおすすめです。
◆岩盤浴やよもぎ蒸しなどの温活でリラックスする時間を作る
岩盤浴やよもぎ蒸しは健康や美容にも良い効果がありますが、妊活にも役立つことが分かっています。
岩盤浴やよもぎ蒸しは冷え性に効果的なだけでなく、リラックス効果も期待できます。
リラックスすることでストレス解消に繋がりますし、妊活に対して前向きになれるでしょう。
◆運動をすると精神的に安定しやすいのでおすすめ
妊活中は精神的に不安定になりやすい時期です。
精神を安定させたい場合は運動を行ってみるのがおすすめです。
運動不足になるとホルモンバランスが乱れやすくなり、気持ちが不安定になってしまいます。
適度な運動を行うことで精神を安定させることができるため、妊娠率をアップさせることができるのです。
こちらの記事の執筆者
執筆者:阿部純治
プロフィール:
柔道整復師
株式会社May-Plus 代表取締役
塚原整形外科、大手整骨院グループの株式会社クラシオンの勤務経て、平成23年日の出整骨院を開業。
翌年、足立区にファミリア整骨院を開院。
現在
社内のスタッフ教育や社内の労働環境の改善化を中心に、その他、ホームページ制作の監修者や健康情報サイトの運営など多岐に渡って執筆活動中。
こちらの記事は専門家による監修を行なっています
監修者:河井恵美
プロフィール:
助産師・看護師・保育士
看護師・助産師の免許取得後、大学病院、市民病院、個人病院等に勤務。看護師教育や思春期教育にも関わっていました。
助産師の仕事が大好きで、25年以上この仕事をしています。
青年海外協力隊でコートジボアールとブルキナファソに赴任した後、国際保健を学ぶために大学院に進学・修了。2008年から夫の仕事の関係で、シンガポールに移住。
2人の子どもを育てつつ、現地の産婦人科に勤務し、日本人の妊産婦さん方に関わっています。インターネットでエミリオット助産院を開設しています。
エミリオット助産院についてはこちら
https://emiriot.jimdo.com/
こちらも読まれています
妊活前に把握しておこう、育児の休暇(育休)はどれくらいとれるもの?
妊活を行いたいと考えている人が、把握するべき事項はいくつかあります。出産及び育児を考える場合には家庭と仕事のバランスを見極めながら取り組んでいくことが肝要です。必要なのは勤めている会社が育休が申請できる環境か、あるいは育休中の生活保障です。
詳しくみる
ここる(妊活サプリ)の成分・特徴・口コミ情報!夫婦で子宝力を高めよう
妊活サプリのここるはママ活をしている女性におすすめで、妊娠を希望する方に必要な栄養素が総合的に含まれています。こちらに配合されているピニトールはイナゴ豆由来の成分で、サラサラな血液にする効果が期待できます。
詳しくみる
はぐくみ葉酸の口コミ・成分・特徴について-妊活サプリランキング
はぐくみ葉酸といえば、レモン由来の葉酸が配合されているサプリというイメージが強いですが、それ以外にも妊活には欠かせないさまざまな栄養素が含まれています。成分や特徴、口コミなどについて紹介していきます。
詳しくみる
代理出産の費用はどれくらい?これから日本でも増える傾向にある?
代理出産は、自分で出産することができない女性に代わって他の女性が妊娠をし出産することを示します。しかし、日本人の場合、海外の代理母を仲介業者経由で探すことが多く、トラブルなども多くあるようです。
詳しくみる
妊活サプリは夫婦で飲む時代?代謝アップ=妊娠率を上げる?
妊活は女性だけが取り組むと思っている方が多いかもしれませんが、不妊の原因の半分は男性であるというデータがあります。妊娠を成功させるには夫婦の協力が必要です。食事・運動・睡眠などを中心にサプリメントで体質改善を行いましょう。
詳しくみる